日本では未だ未発表となっている「Huawei Mate20」シリーズですが、先日の情報からも「Huawei」が今月下旬にイベントを開催すると予測されており、少なくとも「FeliCa」に対応した「Huawei Mate20 Pro」は正式に発表すると予測されています。詳細は「Googleに次いで日本市場で攻めの展開に。「Huawei Mate20 Pro」は「FeliCa」対応で「12月」に登場かもって話。」をご参照下さい。
しかしながら「Huawei Mate20」や「Huawei Mate20 X」に関しては、未だ判然としない状況にあり、先日の情報からも特に「Huawei Mate20 X」に関しては、展開地域が極端に制限されていることからも、日本での発売はあまり期待できない状態にあります。詳細は「日本での展開は絶望的に?「Huawei Mate20/Mate20 Pro/Mate20 X」の展開地域・展開カラー全部調べてみたって話。」をご参照下さい。
さて今回大型ファブレットモデルである「Huawei Mate20 X」は、名機「Xperia Z Ultra」以来の大きさとなっているので、簡単にスペックと大きさを比較したいと思います。
簡単に比較。
まず上記の画像は「Huawei Mate20 X」と「Xperia Z Ultra」を正面からみた画像と側面からみた画像を重ねたものになります。「Xperia Z Ultra」が登場したのが「2012年頃」だったので、もちろん「ベゼルレスデザイン」という概念はあり得ません。その中で絶妙な大きさとして人気を博した「Xperia Z Ultra」ですが、「Huawei Mate20 X」と比較してもやはり「Xperia Z Ultra」が大きいですね。
そして一応簡単にスペックを比較すると以下のようになります。
スペック/機種名 | Xperia Z Ultra | Huawei Mate20 X |
ディスプレイサイズ | 6.4インチ | 7.2インチ |
表示解像度 | 1920×1080(FHD/342ppi) | 2244×1018(FHD+/346ppi) |
画面占有率 | 69.15% | 87.76% |
本体サイズ | 179.4×92.2×6.5mm | 174.6×85.4×8.15mm |
重さ | 212g | 232g |
カメラ | 800万画素 | 4000万画素+2000万画素+800万画素 |
インカメラ | 200万画素 | 2400万画素 |
バッテリー | 3050mAh | 5000mAh |
防水・防塵 | IP58 | IP68 |
最新機種と約6年前の機種なので詳細なスペックを比較することに意味はありません。ただ、通じるものがあるのも確かです。「Huawei Mate20 X」は「有機ELディスプレイ」を搭載しているため、実際に見た感じは違いますが、同じく「FHD」で、さらに「ppi」に関してもほぼ一緒です。
本体サイズは、「Xperia Z Ultra」のほうが明らかに大きいですが、「薄く」て「軽い」です。ただ、「Xperia Z Ultra」に関しては、フラットな形状を採用している一方で、「Huawei Mate20 X」は背面がラウンドしているため、やはり「Huawei Mate20 X」のほうが持ちやすいと考えることができます。
カメラに関しては当時のフラッグシップモデルであった「Xperia Z」より控えめなスペックだったこともあり、カメラの差は雲泥の差です。個人的な意見になってしまうかもしれませんが、「Xperia Z Ultra」が好きなユーザーはこの絶妙な大きさだと思います。一応「Xperia Z Ultra」は「パスポート」と同じ大きさになっています。
この絶妙な大きさに、さらに最新のトレンドを取り入れたのが「Huawei Mate20 X」だと考えることができます。ちなみに、ソニーが現在発売している機種の中で「Ultra」の名を冠している「Xperia XA2 Ultra」との比較画像が以下のようになります。
その大きさの差は歴然で、「Xperia XA2 Ultra」では「Xperia Z Ultra」の絶妙な大きさを体現することはできていません。このことからも「Huawei Mate20 X」がその当時「Xperia Z Ultra」が人気を博した理由である「大きさ」と「ハイエンドモデル」の2つを体現することができていると考えることができ、ズルトラ難民の救世主になるべく存在だと考えることができます。
まだAmazonでは在庫が残っているみたいですね。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
おしまい。