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「4K」は必要で「2K」は必要ない。「Xperia XZ3」はSONY最大の矛盾を抱えて開発された機種にって話。

先日公開されたティザー動画が示唆していた通り、「Xperia XZ3」は「Xperia」として初の「有機ELディスプレイ」を搭載し、さらに「ハイエンドモデル」としては初の「6インチ」の大型ディスプレイ。そして表示解像度が「2K」と「ディスプレイ」関連が大幅に強化されていることが判明しています。詳細は「「Xperia Z Ultra」以来の「大きさ」と過去最高の「スペック」を備えた「ディスプレイ」を。「Xperia XZ3」は「Xperia XZ3 premium」への布石にすぎないって話。」をご参照下さい。

一方で、「ディスプレイ」以外に基本スペックに関しては、事前情報通り「最上位モデル」が存在しているか現時点では判然といない中、少なくとも「ベースモデル」においては、「Xperia XZ2」や「Xperia XZ2 premium」と同等の処理性能となっており、最新機種としてはかなり物足りなさを感じる仕様となっています。詳細は「今年最上位の座を「Xperia XZ2 premium」には譲らない。「Xperia XZ3」のほうが「処理性能」で勝っているって話。」をご参照下さい。

さて今回Phone Arenaによると、SONYは「2K」の表示解像度は「Xperia」に必要ないと発言していたことからも、「Xperia XZ3」は矛盾を抱えた機種であると報告していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。



「2K」は「Xperia」に必要ない。

さて今回の情報によると、4年前に始まった高解像度の競争によって、スマートフォン、特に「ハイエンドモデル」において「QHD」つまり「2K」の表示解像度が標準になっていることにふれた上で、SONYは当初より「FHD」の表示解像度に固執しており、以下のようなコメントをしていることが判明しています。

We have made the decision to continue with a Full HD, 1080p screen for the Xperia Z3, although we see in the marketplace some of our competitors bringing in 2K screens. […] We think of this size of screen, even up to 8-inches, they are relatively small screens and it is very difficult for the human eye to discern the difference between 2K and Full HD.

その当時の最新機種が「Xperia Z3」となっており、なぜ「QHD」に対応しないのかという質問に対して、人間の目では「FHD」と「2K」を区別するのは非常に困難であることからも「2K」に対応することに意味がないとしています。

この発言を守ってか、SONYはそれ以降の機種にも「FHD」の表示解像度を採用しています。ただ一方で「Xperia Z5 premium」に始まり、「Xperia XZ2 premium」とSONYは「2K」どころか「4K」に対応した機種を発表しており、その発言に矛盾を感じ得ません。

確かに、「FHD」と比較すれば、「4K」のほうが鮮明にも見えますが、何より対応コンテンツが少なく、「4K」に対応しているメリットを感じることが少ないこと。そして「2K」と比較した場合「4K」とそこまで違いを感じることが難しく、「2K」を否定すること=「4K」を否定することと考えることもでき、かなり矛盾があると考えることができます。

そして先日発表されたばかりの「Xperia XZ3」は、散々否定してきた「2K」に対応しており、これでは否定してきた「2K」を搭載した「Xperia XZ3」は逆にSONYにとって何なのかという疑問も残ります。

同サイトによれば「有機ELディスプレイ」を搭載したことによって、より全体的に画質を正確に制御できるようになったことからも、「FHD」と「2K」でもその差をしっかりと認識することができるようになったからこそ、「Xperia XZ3」で「2K」を採用した可能性があるとしています。ただ言い換えれば「液晶」の上では「2K」を採用することに意味がないと考えることができます。

「2K」の表示解像度が今や珍しくなく、さらに「有機ELディスプレイ」の搭載も珍しくはありません。こう考えると、SONYは最新技術の対応の遅さを言い訳していたと考えることができ、ようやく「Xperia XZ3」で実際に対応できたからこそ、「2K」を肯定していると考えることができます。なんか矛盾だらけの感じもしますが、ユーザーにとってはようやく「有機ELディスプレイ」に「2K」と、ディスプレイが強化されたことにクァリはありません。続報に期待しましょう。

おしまい。



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