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変わらない「Xperia」の真価を。「Xperia XZ2」が3キャリアからいよいよ発売開始にって話。

「変わらないXperia」とまで称されるくらい、「Xperia Z」シリーズ以降採用されてきた「オムニバス」デザインですが、時代のトレンドと、技術の発展によって、若干の違いあっても、昨年発売された「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」まで約5年に渡って継承されてきました。

しかしながら2月下旬に開催されたMWC2018に発表された「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」は新デザイン「アンビエントフロー」を採用し、フルモデルチェンジが敢行されました。アーチデザインを採用することによって、より手にフィットする感覚が良くなり持ちやすくなる一方で、背面がラウンドしていることによって、本体の厚みがかなり増しており、その結果、そのデザインは賛否両論となっています。詳細は「悪評?「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 compact」は2018年で最も分厚いスマートフォンだって話」をご参照下さい。

海外では「台湾」や「香港」を筆頭に「3月23日」より発売を開始し、4月の上旬から「イギリス」を始めとしてヨーロッパ地域で発売を開始した「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」ですが、本日「au」・「ソフトバンク」・「ドコモ」の3大キャリアが揃って「Xperia XZ2」の国内販売をいよいよ開始するのでまとめたいと思います。



 

「スペック」のおさらい。

 

まず簡単にスペックのおさらいをしたいと思います。「Xperia XZ2」は搭載OSが「Android8.0」であり、搭載CPUは「snapdragon845」を搭載しています。「snapdragon845」を搭載したことによって、前モデルである「Xperia XZ1」と比較して約「20%」程度、処理速度が改善しているとされています。

「台湾」や「香港」モデルに関してはRAMが「6GB」となっていますが、国内モデルに関しては「4GB」となっています。ただ正直なところ、ベンチマークスコアが数多くリークしていますが、RAM「4GB」と「6GB」では、そこまでスコアに差がなく、よほど重い負荷をかけない限りほぼ問題がないと考えることができます。

ディスプレイに関しては「Xperia XZ1」と大きく異なり、従来のアスペクト比「16:9」から「18:9」に変更されており、ベゼルレスデザインとまではいきませんが、散々批判されてきた分厚いベゼルがかなりスリム化され、少なくとも以前よりはベゼルに関した批判は減ったと感じることができます。

またアスペクト比の変更に伴い、ディスプレイサイズが「5.7インチ」とインチ表記上ではより大きなディスプレイを搭載しています。表示解像度に関しては「FHD」を継続し、さらに「HDR」にも対応しています。またアスペクト比の変更に伴い、従来の「Xperia XZ1」までは「電源ボタン」に「指紋認証」が統合されていましたが、「Xperia XZ2」では「背面」に搭載されています。

実際に使用したユーザーからは「指紋認証」の位置が低くて認証しずらいと多くの声を聞きますが、ディスプレイが大型化しても片手でしっかり使えるようにと、「片手モード」での利用を想定して、「指紋認証」の搭載位置が決定されている、そこにはSONYからユーザーへの配慮があったことが判明しています。詳細は「SONYの優しさが裏手に出てしまった。「Xperia XZ2」の指紋認証の位置が低いのは片手操作を優先するためって話。」をご参照下さい。

また「Xperia」シリーズとしては初の「ワイヤレス充電」を搭載しています。SONY専用の充電器で充電することによって「iPhone X」より早い急速充電に対応しています。一方で賛否両論となっているのが、「イヤホンジャック」が廃止になったことです。従来のイヤホンも変換アダプターを採用することによって、使用することは可能ですが、その代わり「デジタルノイズキャンセリング」には対応していません。

従来の「Xperia」と同様に「ハイレゾ」を楽しむことができますが、「変換アダプター」を購入するもしくは、「Bluetoothイヤホン」を購入する必要があり、ちょっと余計なコストがかかってしまうのはマイナス面です。尚更「ステレオスピーカー」の強化など、「Xperia XZ2」自体のテーマが「エンタメ」であることを考えれば、余計に悲しくなります。

そして「カメラ」に関しては、世界初の「4K HDR」の撮影に対応し、大きな話題となりました。ただ「Xperia XZ premium」や「Xperia XZ1」と同様に「IMX400」を採用していることが判明しており、だいぶ改善はしましたが、やはり撮影した写真に「歪み」が発生していることは確認されています。詳細は「悪夢再来?「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 compact」は再び歪みが発生しているかもって話。」をご参照下さい。

メインカメラの仕様は特段変更はありませんが、一方でインカメラに関しては「3Dクリエイター」機能にインカメラで対応しましたが、インカメラの画素数が、従来の「1300万画素」から「500万画素」に大幅に落ちています。単純に画素数が高ければ、綺麗な写真を撮影できるわkではありませんが、セルフィーが当たり前となった今、時代に逆行して、画素数がかなり低下したのは正直残念なところです。



 

「キャリモデル」とSIMフリー」の違い。

まず大きな違いとして、「デザイン」が異なります。「ドコモ」と「au」に関しては、毎度おなじみの「キャリアロゴ」が入っていますが、一方で「ソフトバンク」に関しては「SIMフリーモデル」と同じデザインを採用しています。ただソフトバンクモデルに関しては、他の「au」や「ドコモ」と異なり、「アッシュピンク」の取り扱いがなく、「3色」展開となっています。

3キャリアのモデルの共通として、国内独自機能である「おサイフケータイ」や「フルセグ」などの機能に対応しています。ただこの独自機能に対応したことによって、「バッテリー」の容量が「3060mAh」に減少していることが判明しており、さらに付随して本体の重さも「198g」と僅かながら軽くなっていることが判明しています。詳細は「日本独自機能の対応が大きな仇に。国内版「Xperia XZ2」シリーズの電池容量が減少した理由が判明って話。」をご参照下さい。

また冒頭でも記述しましたが、「台湾」や「香港」で発売されているSIMフリーモデルのRAMが「6GB」であるのに対してRAMが「4GB」になっています。バッテリー容量が減少していることを補完するために、あえてRAMを「4GB」にしたと考えることができます。

ただバッテリー容量が減少したとはいえ、電池持ちに関しては、「Xperia XZ1」や「Xperia XZ premium」の時より改善していることは判明しており、そこまで心配する必要性はないと考えることもできます。詳細は「神機「Xperia Z3」には勝利。けど「Xperia XZ2」の電池持ちはぱっとしないって話。」をご参照下さい。

また「snapdragon845」の最大下り速度を享受することができていませんが、一部地域において「ドコモ」モデルは「988Mbps」、「au」モデルは「958Mbps」に対応するなど、通信速度のスピードも特徴の一つです。

技適の問題もありますが、やはり「3月」に発売を開始している「SIMフリーモデル」と発売を開始した「国内モデル」では当然その価格に差があります。海外のSIMフリースマートフォンを扱う老舗サイトであるExpansysにおいて、執筆時点の本体価格は「7万4320円」と「消費・関税」込みで考えても約「8万円」程度で購入することができます。ちなみに「Amazon」での価格は以下のようになります。

約2万円の価格差をどう捉えるかは、正直なところユーザー次第の面もあります。少なくとも「SIMフリーモデル」は以前よりはだいぶ保証が手厚くなりましたが、やはり返送処理など、ハードルが高いのが実情です。一方で国内モデルに関しては、キャリアショップもしくはネットで簡単に手続きが可能であることを考えればだいぶハードルが低いです。

また購入の仕方においても、SIMフリーモデルは、基本一括での購入になりますが、国内モデルに関しては、分割購入+割引サポートがあるため、使用期間に縛りがでますが、実質負担金は、その本体価格の半額程度で購入することが可能です。このことからもユーザーごとの機種変更の頻度や、経済状況に合わせて選択するのがベストだと考えることができます。



 

本体価格のまとめると。

 

まず「ドコモ」の価格は以下のようになります。

機種変更 新規契約 のりかえ
分割支払金
(支払い総額)
3,942円×24ヶ月
(94,608円)
3,942円×24ヶ月
(94,608円)
3,942円×24ヶ月
(94,608円)
月々サポート
(総額)
-1,944円×24ヶ月
(-46,656円)
-1,944円×24ヶ月
(-46,656円)
-2,646円×24ヶ月
(-63,504円)
実質負担額
(総額)
1,998円×24ヶ月
(47,952円)
1,998円×24ヶ月
(47,952円)
1,296円×24ヶ月
(31,104円)

 

次に「au」の価格を見てみると。

機種変更 新規契約 のりかえ
分割支払金
(支払い総額)
3,960円×24ヶ月
(95,040円)
3,960円×24ヶ月
(95,040円)
3,960円×24ヶ月
(95,040円)
毎月割
(総額)
-1,980円×24ヶ月
(-47,520円)
-1,980円×24ヶ月
(-47,520円)
-1,980円×24ヶ月
(-47,520円)
実質負担額
(総額)
1,980円×24ヶ月
(47,520円)
1,980円×24ヶ月
(47,520円)
1,980円×24ヶ月
(47,520円)

そして最後に「ソフトバンク」をみてみると。

機種変更 新規契約 のりかえ
分割支払金
(支払い総額)
4,280円×24ヶ月
(102,720円)
4,280円×24ヶ月
(102,720円)
4,280円×24ヶ月
(102,720円)
月月割
(総額)
-1,800円×24ヶ月
(-43,200円)
-1,800円×24ヶ月
(-43,200円)
-3,600円×24ヶ月
(-86,400円)
実質負担額
(総額)
2,480円×24ヶ月
(59,520円)
2,480円×24ヶ月
(59,520円)
680円×24ヶ月
(16,320円)

機種変更に関しては、もっとも安いのが「au」ですが、逆に「MNP」に関してもっとも割引額が少ないのも「au」となっています。一方で「ソフトバンク」に関しては、相変わらず「MNP」には手厚く、「機種変更」や「新規ユーザー」への対応は厳しく3キャリアの中でももっとも高い実質負担金となっています。

また一括価格に関しても「ソフトバンク」がもっとも高く「10万円」超え。一方で「ドコモ」に関しては「SIMフリーモデル」の発売当初とほぼ同じく「9万3000円」程度で購入が可能になっています。

店頭で購入するより、「オンラインショップ」で購入するほうがハードルが高いと感じる方も多いかと思いますが、「オンラインショップ」で購入したほうが、「頭金」や「手数料」がかからず、さらに「頭金」を無料にするための余計な有料アプリに入会する必要性もなく、さらに待ち時間もありません。気になる方はチェックしてみて下さい。

最後に

 

「変わらないXperia」とまでいわれた歴代Xperiaのデザインですが、「Xperia XZ2」シリーズのおいてようやくデザインが変更されました。少なくとも海外ユーザーの間ではあまり評判が良くありませんが、日本市場においてはどのような評価になるのか非常に楽しみです。先日までSIMフリーモデルを使用していますが、「指紋認証」の認証速度がかなりはやく、動作も安定しており、非常使い勝手は快適でした。詳細は「使ってみないと分からないその良さ。「Xperia XZ2」を3日間使って地味に良かった3つのことって話。」をご参照下さい。

一方で「Xperia XZ2」シリーズの販売実績によって、SONYは今後の販促スケジュールを大きく変更されると予測されており、SONYにとっても「Xperia」にとっても命運を握る重要な位置付けの機種です。詳細は「「Xperia XZ2」の販売不振が「X」シリーズを終焉へ。「Xperia XZ4」で「X」シリーズが完結って話。」をご参照下さい。

富士通が実質手を引いた今、国内メーカーで唯一生き残っているのがSONYの「Xperia」になります。少なくとも先日の決算発表、そして中期経営計画において、かなり厳しい状態に置かれていることは間違いありません。ぜひ「Xperia XZ2」をはじめとした「Xperia XZ2」シリーズの販売で勢いをつけて欲しいと考えてしまいます。今後の動向に要注目です。

おしまい。



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