悲劇。「iPhone8」と「iPhone X」のシェア率は「5:1」って話。

発売前までは、「iPhone6」以来のスーパーサイクルを生み出すと予測されていた「iPhone X」ですが、予約開始直後、そして発売直後こそ調子はよかったですが、そこからは「売れ行き」が不安視されるようになります。

また史上最低の売り上げを記録すると予測されていた「iPhone8」より「iPhone X」のほうが評価が低いという事態も発生し、目も当てられない状態になりました。詳細は「今後10年に先行投資。「iPhone X」は「iPhone8」より評価が低いって話」をご参照下さい。

さらに発売から時間が経過すると共に、「iPhone X」より「iPhone8」シリーズのほうが売れているとされていました。詳細は「「iPhone X」は「iPhone8」シリーズより売れていないかもって話。」をご参照下さい。さて今回BCNランキングが直近のスマートフォン市場の動向データを公開しており、「iPhone X」の販売の失速が露呈したのでまとめたいと思います。



「iPhone X」の失速は顕著に。

 

今回の情報によると、17年9月以降、スマホ全体に占める週ごとのAppleのシェア推移をみると、「iPhone 8/8 Plus」を発売した9月第3週(17年9月18日~24日)は61.1%とシェアを大きく伸ばしたとしており、そこから49.6~55.0%に下がったものの、「iPhone X」発売日を含む11月第1週(10月30日~11月5日)には、再びシェア率を大きく伸ばし61.7%を記録したとしています。

ただ、新製品の発売直後がシェア率が拡大するのは当たり前であって、それ以降、50%台で推移していることを考えれば以前ほどの「iPhone」人気がないのは明白だともいえます。現にドコモが初めて「iPhone」を扱った年は「69%」程度のシェア率があったので。

ここで気になるのは、「iPhone X」のシェア率です。今回のデータでは、発売直後には「24%」程度あたったものの、週を追うごとに低下し、1月の3週には、スマートフォン全体の中で8%程度のシェアしかないとされています。つまり、「iPhone」全体のシェア率が50%程度ある中で、「iPhone X」はシェア率の拡大に貢献しているどころか、むしろ足を引っ張っている状況にあるとも言えます。

Appleも世界全体で見た時に、「iPhone X」の販売の不調を把握しているのか、「iPhone X」は夏頃に生産を中止し、次期「iPhone」の生産に注力すると予測されています。詳細は「短命。「iPhone X」は夏頃に生産中止になるって話。」をご参照下さい。

「iPhone X」の販売不調の原因として、その価格の高さが原因と考えられており、事前情報では「有機ELディスプレイ」モデルを次期「iPhone」で2つラインナップすると予測されていましたが、先日ではそのラインナップの計画も変更したとされています。詳細は「「iPhone X」の販売不調が原因に。Appleが次期「iPhone」の計画を変更したって話。」をご参照下さい。

良くも悪くも「iPhone X」は1世代モデルになると考えることができますが、Appleが次期「iPhone」でどのようなラインナップでどのような価格構成にするのか非常に気になります。続報に期待しましょう。

おしまい。



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